2017年11月17日金曜日

トーマス・ヘザーウィックは、「これを階段で作られた建物として見た」と、プロジェクトの発表時に語った。


googleのカリフォルニア社屋に続き、ロンドン社屋の設計も手掛けることになったトーマス・ヘザウィックはイギリス、ロンドン出身のデザイナー、3次元デザイナーと呼ばれている。2006年に英国の王立芸術協会より最年少で王室工業デザイナーに任命される。

2010年上海万博の英国パビリオンや、2012年ロンドン五輪の聖火台などが有名。テレンス・コンラン卿から「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称された。

そのトーマス・ヘザウィックが取り組んでいる建築はとてもユニークで、三次元のデジタルアートのようだ。一種のパブリックアートと考えても良い。

ニューヨークのハドソンヤード開発の中心となるランドマークデザインしたヘザーウィック・スタジオ設計の建築中の構造物は、まるで「船舶」のような構造物で154個の階段を相互接続し、インタラクティブな構造は、登り降りや、探検され、経験されることを意図されている。
























完成すれば、約2,500個のステップと80回の着陸を誇るこのデザインは、広大な公共の庭の上に数マイルの通路を構成する。















トーマス・ヘザーウィックは、「これを階段で作られた建物として見た」と、プロジェクトの発表時に語った。 「船」は、広場建築家のネルソン・バイ・ウォルツがヘザーウィック・スタジオと共同で設計した公共広場と庭園の中心となる。















重要なのは、「船舶」も車椅子でアクセス可能であり、構造物の上部に上昇する湾曲エレベータで設計されている。



























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