2017年6月25日日曜日

現代の都市景観の密集した環境で新しいエネルギーを生み出すタワーマンションは「ヒエラルキー発生装置」でもある


ポーランドを拠点とする水彩画家のマジャ・ウィンスカは、都市景観の活気にあふれた描写を私たちに披露した。最近では現代の都市景観の密集した環境で新しい焦点とエネルギーを発見したと言う。格子状の道路の上に何千もの窓があり、橋や高速道路の上にはプリズム状の建物が立ち並び、水や土は微妙な地形のフレームを提供する。
Modern Cityシリーズ(東京、シカゴ、フランクフルト)の3つのアーカイブプリントを制作した。















これらのタワーマンションは「ヒエラルキー発生装置」でもある(再掲)

実際、エレベーターで自分よりも上の階に住む人と乗り合わせると、不思議なことに「上の階の住人オーラ」を感じてしまう。「見える化」された高低の格差が原因だろう。特に社会で常にヒエラルキーに晒されている男性が相手の場合はこの傾向が顕著である。















タワーマンションの構造と値付けは、人間の「見栄」に基づく心理的ヒエラルキーを発生させる装置となるのである。こうした「ヒエラルキー発生装置」は他にもたくさんある。












たとえばファースト・ビジネス・エコノミーと分けられた飛行機は、同じ地域に向かって空を飛んでいるだけなのに格差を感じてしまう。フェラーリのような高級車も、一般道を走るだけならあんなスペックやスピードは必要ないと分かっているのに、隣を追い越されると格差を感じてしまう・・・などなど。












こうした「装置」は、サービスを提供する側には価値の多様化によって利益を追求する機会を生み出す。一方の利用者の側には、望むと望まざるとにかかわらず、収入格差というヒエラルキーに基づく社会の縮図を強く意識させる効果をもたらしている。















http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36812?page=2
http://www.thisiscolossal.com/

2017年6月17日土曜日

植物とテクノロジーの共生関係を探るプロジェクトは、コンピュータがいつか有機的な生活と直接的にやり取りできる可能性を感じる。

アニメーターのSasha Katzにとってコンピューターと植物の関係は少しニュートラルだ。 Katzは、iPhoneのガラススクリーンやキーボードのキーから植物の標本が出てくるのを見ている。彼女の進行中のGIFシリーズの一環として、コンピュータがいつか有機的な生活と直接的にやり取りできるコンバージェンスを想像している。

また私が慶応SFCの教授だった頃の同僚だった、田中浩也准教授は自然とコミュニケー ションするコンピュータというテーマに取り組んでいた。たとえば、風とコ ミュニケーションするコンピュータや、鳥の声に対して反応するコンピュータなどです。

メタレヴェルの視点を獲得できれば、次に、いま私たちの身の回りに実在する「自然現象」と「コンピュータ」という二つの計算機構の特質を、現代的に結託させて、まだ見ぬアルゴリズムを生み出そうとする創作の営みを開始することもできる可能性もある。







http://www.thisiscolossal.com/

2017年6月16日金曜日

足の裏に直接貼るソールは、今年の夏のビーチでビーサンを駆逐するのか?

















スティック・オン・パッドは、実際に足を休めるのに便利な機能がある。イタリアのメーカーによって作られたNakeFitのソールは、荒れた岩場などの地形や高温の砂などの条件に耐えられるように設計されている。どんなビーチにでも素足で行くことが出来るNakeFitは、防水、耐熱、滑り止め機能を持つ。
スリムなパッドには、ブラック、ピンク、ライトブルーの3色があり、Kickstarterでは1足のプレオーダーが$ 33だ。久光製薬から販売している消炎鎮痛剤「サロンパス®」のように使えるNakeFiは今年の夏に流行るのかな?



2017年6月14日水曜日

先週は凸版が主催する「GRAPHIC TRIAL 2017 HK」に参加するため香港に4日間滞在した。































イベント会場はアランチャンの所有する「Space27」ギャラリー、デザイナーの浅葉克巳さん、勝井三雄さんがゲストと豪華メンバーだった。西洋と東洋が混在し、看板が至る所に密集するグラフィックの盛んな土地柄だ。私が見た香港やアランチャンの美術館のようなオフィスなどのビジュアルをランダムに投稿する。
ダミアンハーストのスカルの前でアランと






























香港はロンドン及びニューヨーク、シンガポール、東京と並び、世界的に重要な国際金融センターに格付けされ、低税率及び自由貿易を特徴とする重要な資本サービス経済を有し、通貨の香港ドルは世界第8位の取引高を有する。





























150年以上のイギリス植民地の歴史で世界に知られる。広大なスカイライン及び深い天然の港湾を抱える自由貿易地域であり、1,104 km2 (426 sq mi)の面積に700万人を超す人口を有する世界有数の人口密集地域である。wikipediaより引用。
チャイナクラブにて

チャイナクラブにて

ホテル アイランド・シャングリラの巨大な絵、250枚のパネルからなり、40人の画家が6ヵ月かけて制作した「偉大なる母国、中国」がホテルのアート・コレクションの中核を成している

900を超える芸術品を所有し、アート・フェアやオークションも開催されている。



2017年6月13日火曜日

PaulDeGraafは30年以上何度も塗られた壁の断片を剥がした絵の具の層をImgurに投稿した。























木の年輪のように30年もの間にグラフィティーアーティストによって階層化されているので、タイムラインを計ることが出来る。凄い厚さになる物ですね。

*Imgur とはオンライン画像共有と画像管理サービスだ。「家庭から、コメント、投票、共有によってコミュニティがリアルタイムでウェブにおける最も人気のある画像にアクセスする場所」と自称している。
http://imgur.com/

























http://imgur.com/gallery/Vqxv4

2017年6月2日金曜日

国際的な美術誌に作品に囲まれた自分の写真を全面広告として掲載するジェフ・クーンズ


最近気になるアーティストは、ダミアン・ハーストとジェフ・クーンズの二人につきる。ペンシルベニア州ヨークで生まれ、ウォールストリートの商品仲買人をやっていたキャリアはおおいに投機的なアートの世界で役立っていると想像できる。



















1980年代に美術家として認められると、ニューヨークのハウストン通りとブロードウェイの交差点に位置するソーホー・ロフトにファクトリー風のスタジオを持った。そこでは30人のスタッフが制作に割り当てられた。これはアンディ・ウォーホルのファクトリーに似ている。















またクーンズは、公的ペルソナ、つまり世間から見たジェフ・クーンズ像を深めるのに、イメージ・コンサルタントを雇った。具体的には、主だった国際的な美術誌に作品に囲まれた自分の写真を全面広告として掲載した。































1986年、ウサギのおもちゃを巨大にしたステンレス鋼製の『スタチュアリー(Statuary)』を制作し、それから『バナリティ(Banality)』シリーズを1988年まで続けた。その1つ『マイケル・ジャクソン・アンド・バブルス(Michael Jackson and Bubbles)』(1988年)は、ペットのチンパンジーのバブルスを抱いている歌手マイケル・ジャクソンの、金粉を施した等身大の座像で、世界最大の陶器と公表された。



























3つ作られた内の一つが、3年後にニューヨークのサザビーズでロット・ナンバー7655として競りにかけられ、約560万ドルで落札された。それはこれまででクーンズの作品についた最高値の3倍の値段だった。
レディーガガとKoons





































1991年にクーンズは、ハンガリー生まれでイタリアに帰化したポルノ女優で、1987年から1992年まで女優で国会議員のチチョリーナと一時結婚していた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/



2017年5月28日日曜日

先週は猪子さんの招待で、美術評論家の伊東順二さんとともにチームラボの新しい作品(レストラン) SAGAYA 銀座に行って来た。















考えてみると猪子さんとの付き合いも、もう16年も経つ速いものだ。会った当時はエンジニアだと思っていたが、今思えば水墨画のスヌーピーを制作していた頃からデジタルアーティストを目指していたのだ。












そのチームラボがレストランをプロデュースした。壁やテーブルなどがデジタルアートとなり皿や人間とインターラクションする。そしてその瞬間は、二度と見ることができず、永遠に変容し続ける。

料理と皿をテーブルに置くと、テーブル、そして空間全体に広がっていく。皿から生まれた鳥は、周囲の皿から生まれた木を見つけると枝にとまる。皿から生まれる木は、毎回同じ木が生まれているわけではなく、今テーブルに創られている世界の影響を受けて、形や大きさが変化する。
テーブルとその周辺に創られた世界は、人々のふるまいにも影響を受け、人々がじっとしていれば、小鳥は手に止まり、さわがしくすると、飛び立ってしまうかもしれない。 テーブルの上に何が置かれているのかは、人工知能によって観測されている。そのため、人々は皿を自由に、テーブルの好きな場所に置くことができる。















https://www.teamlab.art/jp/w/sagaya/
https://tabelog.com/
世界は解き放たれ、そして連なっていく- SAGAYA
/ Worlds Unleashed and then Connecting - SAGAYA
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi



2017年5月23日火曜日

ジェフ・クーンズによる新たなパブリックアート作品「Seated Ballerina(座るバレリーナ)」


 ジェフ・クーンの作品、ニューヨークのロックフェラーセンターに45フィートの高さのバレリーナが登場し街を盛り上げる。現代美術家ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)氏による新たなパブリックアート作品「Seated Ballerina(座るバレリーナ)」が公開された。

















クーンズは、公的ペルソナ、つまり世間から見たジェフ・クーンズ像を深めるのに、イメージ・コンサルタントを雇った。当時の現代美術家たちにとっては、聞いたこともないやり方だった。



























ロックフェラーセンターの真ん中にあるjeff koonsの作品は、象徴的なニューヨークシティプラザの見学者の上にある45フィートの高さのインフレータブルナイロン彫刻は、アーティストの「Seated Ballerina, 2015 Hand-carved and hand-painted wood multiple」シリーズからスケールアップされた。より大きい「座ったバレリーナ」は、美しさと接続性のテーマを象徴的に指し、神話の神聖な現代的解釈として役立っている。
Seated Ballerina, 2015 Hand-carved and hand-painted wood multiple


































koonsの「座ったバレリーナ」は反射面に包まれている。彼女が通行人を凝視するにつれて、繊細なダンサーは周囲の都市景観を映し出し、彼らが近づくにつれて各視聴者と接することになる。
Seated Ballerina, 2010-2015 By Jeff Koons Mirror-polished stainless steel



























http://www.designboom.com/
https://ja.wikipedia.org/