2015年11月2日月曜日

このところ盛んに攻めているヤマハが今度はバイクを乗りこなすロボット MOTOBOT を発表。「人間の限界を超える」ことをテーマに開発。


モーターサイクルなどのモビリティを手がけるヤマハ発動機。その一方でヤマハは、楽器メーカーという顔も持っている。このところその両者が協奏し盛んに攻めているヤマハが今度はバイク YZF-R1M を乗りこなすロボット MOTOBOT Ver.1 を公開した。開催中の第44回東京モーターショーに登場したロボット。















「人間の限界を超える」ことをテーマに開発、サーキットのラップタイムで MotoGP ライダー バレンティーノ・ロッシ の記録に挑む。高速でバイクの複雑な動きを制御する仕事は、高精度で動作しなければならない制御システム。

足の部分はほぼ固定された状態。足首の部分はクラッチやシフト、ブレーキングのために可動するものの、ハングオンのような積極的な重心移動は不可能で、現時点で MOTOBOT がバイクに普通に乗れることをを目指しているのがわかる。















腕の部分はステアリングやアクセル、前ブレーキを操作するため、わりと可動しそうな印象だが、やはり肘などは固定。それでも全体で見れば内蔵センサーが取得した速度やエンジン回転数、角度などの数値をもとに、すでに時速100kmの高速走行、スラローム、旋回といった基本走行を自律的にこなす。

















高度なライダーの安全性とライダーのサポートシステムの構築には、この挑戦の過程で得られたノウハウの基本的な技術を取得し、ビッグデータをライダーの安全な運転のためのデータに反映することが目的だろう。
http://japanese.engadget.com/
http://www.designboom.com/


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