2015年4月7日火曜日

時には静止画が動画よりも多くのことを語るという好例。見るものの想像力を刺激し明らかに一枚の絵が持っている情報量が動画を超えている「ムンクの叫び」

油彩





























時には静止画が動画よりも多くのことを語るという好例。見るものの想像力を刺激し明らかに一枚の絵が持っている情報量が動画を超えている。もちろん動画のクォリティーにもよるのだが。ノルウェーの画家ムンクは、幼少期に母親を亡くし、思春期に姉の死を迎える。これらの不安が狂気となりクリエイティブに反映したとされている。
The Scream - Sebastian Cosor - Safe-Frame.com from Sebastian Cosor on Vimeo.
極度にデフォルメされた独特のタッチで描かれた人物、血のように赤く染まったフィヨルドの夕景と不気味な形、赤い空に対比した暗い背景、遠近法を強調した秀逸な構図の作品であるが、この絵は、ムンクが感じた幻覚に基づいており、彼は日記にそのときの体験を次のように記している。
テンペラ画の「ムンクの叫び」





























私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。wikipediaから
https://vimeo.com/33976373


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