2015年3月7日土曜日

『Blade Runner Sketchbook』という本にまとめられた『ブレードランナー』の世界。「ヴィジュアル・フューチャリスト」と呼ばれるシド・ミードによる、最高にファンタジックなプロダクション・デザインを堪能できる。

映画『ブレードランナー』続編の制作が開始され、ハリソン・フォードも引き続き出演すると発表された。しかし、LA郊外で5日、ハリソン・フォードが操縦していた小型機がゴルフ場に墜落し重傷を負ったようだ。だいぶオンエアーをずれ込むことだろう。

















映画『ブレードランナー』は未来映画の原型を作ったのではないだろうか?それ以降の未来映画やアニメには『ブレードランナー』の決定的な影響が見られる。1993年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。この映画はムービープロップ(プロダクションデザイン)がきわめて大きな役割を果たしている。
1982年、『ブレードランナー』の2019年のLAの背景を使いフューチャー・ノワールな映像のために使われたプロダクション・デザインが、デビッド・スクロジーの編集で『Blade Runner Sketchbook』という本にまとめられた。

「ヴィジュアル・フューチャリスト」と呼ばれるシド・ミードによる、最高にファンタジックなプロダクション・デザインを堪能できる。

警察や企業のスピナー(垂直離着陸機、上の画像)、主人公デッカードが住むアパート、レプリカントの服装、ヴォイト=カンプ装置[レプリカントを見分ける装置]、さらには消火栓のような目立たないものまでのデザインが、白黒のスケッチで収められている。
http://wired.jp/2015/03/02/harrison-ford-blade-runner-2/












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