2013年2月13日水曜日

AR三兄弟の長男「川田十夢」さんは企画書を書店に並べるという見事な禁じ手を使い、「AR三兄弟の企画書」という本を出版した。

昨日はAR三兄弟の長男「川田十夢」さんとかなり飲んだ。歯医者に行って麻酔が効いているので酒が飲めないかも?という連絡があったにも関わらず絶好調で飲んでいました。川田さんは「セカイカメラ」などで知られている「AR(拡張現実)」の第一人者で、叶姉妹方式を使ったクリエイティブユニット「AR三兄弟」は現在、テレビ、ラジオ、雑誌、本、広告を舞台に広告やPRで活躍。デジタルコミュニケーションの世界では、猪子寿之さんがすでに有名だがAR三兄弟の長男「川田十夢」さんは「AR(拡張現実)」という切り口で、テクノロジーとデザインを結びつけ登場した。
その川田さんが「AR三兄弟の企画書」という本を出版した。通常クリエイティブの会社に仕事を発注するときは、提出された企画書で依頼の有無を判断する。それを書店に並べてしまうと言うのは見事な禁じ手だ。その内容は、AR技術の基本的な説明に始まり、「セカイカメラ」を初めて目にした時の衝撃、旧来のメディアに対する考察、拡張現実で可能になる未来の技術など、さまざま。技術に関する項目もわかりやすく説明している。

















面白いところを抜き出すと「優れたアイデアには、遠心力と求心力がある」と題されたところ。”先達の成功者は決まって「アイデアを出すのは簡単。アイデアを実現させるのが難しいのだ」などと、ドヤ顔とともに進言してくれます。しかし、果たしてそうでしょうか?僕は違うと思います。優れたアイデアには、最初から弧を描くように着眼点を増幅させる遠心力と、それを実現するために必要な求心力が宿っています。”
昨晩もたくさん話したのだが、テクノロジーの知識が科学者のように豊富で非常にユニークな言葉を的確に語る人だ。「AR三兄弟の企画書」には、クリエイターを刺激する言葉が溢れている。

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