2012年8月29日水曜日

日本人は若さや幼さを神聖視するが,海外はそれを経験不足で死にやすいと判断するという考え方

ゲーム「GRAVITY DAZE」のプロデューサーである五十峯 誠氏とシナリオ担当の佐藤直子氏が登壇し,制作にまつわるエピソードを披露した。[CEDEC 2012]“Too Japanese”だから受け入れられた「GRAVITY DAZE」の制作手法。プロデュースとシナリオから見る海外で評価される考え方ーーーという記事に興味を持った。




















ゲームの制作中も,プロジェクトメンバーのフランス人から「なぜ日本のゲームの主人公は少年少女ばかりなのか?」という疑問を提示された。彼は日本のゲームを愛し,日本文化にも理解があるそうだが,それでもこうした質問が出るのだから,感性の違いは大きいといえる。 
http://www.4gamer.net/games/134/G013499/20120821052/

そもそも,日本やアジアと欧米ではアニメやゲームのキャラクター像に大きな開きがある。日本では少年少女が,欧米ではタフでマッチョな大人が,好まれる。この差を「国民性の違いだ」と考えていた佐藤氏だが,あらためて考え直してみたところ「日本人は若さや幼さを神聖視するが、欧米ではそれを経験不足で死にやすいと判断する」という結論に達したと佐藤直子氏が話す。
坂井→面白い見方だが、大きくて強いキャラが勝つのは当たり前で、我々日本人は巨大な敵キャラを、小さくて強い少年少女のキャラクターが英知の限りを尽くし、ぎりぎり逆転したときに感動する。ロンドン・オリンピックの多くの日本選手の試合も、体格差の逆転=感動ではなかったか?

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