2012年3月11日日曜日

MITのメディアラボ、スタンフォードのDスクール、東大のiスクール、慶應SFCのXデザインと、美大芸大ではない一般大学も、新しいアプローチでデザインを積極的に推し進める時代になってきた。

[慶應SFC_XD展2012]_会期:3/25(日)+3/26(月)_時間:10:00~19:00_場所:東京デザインセンターをスケジュールに入れてください。住所:東京都品川区東五反田5-25-19_入場料:無料_主催:慶應義塾大学政策・メディア研究科 エクスデザインプログラムWEB : http://xd.sfc.keio.ac.jp/

















(以下はSFCのXデザインのウエブからの引用です)
しかし、21世紀に入り、科学技術の高度化と、文化的基盤の成熟化は、めまぐるしい速度で進んでいます。また同時に、社会全体に広くコンピュータが普及したことで、人々の思考や価値観、知覚や認識の方法、ものづくりやシステム開発の進め方自体も、大きく変容し、20世紀型の古い尺度ややり方が通用しなくなるような場面が急速に増えつつあります。

















こうした疾走する時代感覚と極限化する生活環境・社会状況において、未来への想いを具体化・具現化することのできる、「デザイン」の素養を持った人材が広く求められています。本プログラムは、「クリエイティヴ・マインド」を研究の基本的な推進力・原動力として持続しつつ、

開発力と表現力
• 技法(テクニック)と技術(テクノロジー)
• 科学的理性と芸術的感性
• 論理(ロジック)と倫理(エシック)
• 作り手側の価値観と使い手側の価値観
などの分断された各要素を再び包摂・統合し、具現化することのできる、エキスパートの育成を目的とします。
http://www.sfc.keio.ac.jp/academics/graduate/program_m/xd.html

2 件のコメント:

  1. 日本はあまりに専門(肩書きor所属)にこだわりすぎているように思います。私は2000年にtireの特許を取得しweb1.0のはしりで個人として世界中にその内用を公開し製品化を求めました。
    日本の某メーカーなどは「実験したところ何の効果もなかった」と「お客様相談係」が返答してきました。諦めず三ヶ月間、毎晩あらゆるメディアにメールを打ち続けた結果、オーストリアのF1チームのレッドブルのテクニカルディレクターが興味があると返信をくれました。そしてPirelli社のVicePresidentのPirelli氏から本社に来るようFaxをいただき6年間、世界ラリー選手権でプロトタイプの開発の結果2007年に製品化されました。その経験から日本のメーカーの硬直した姿勢に疑問を感じていました。その内容の是非は二の次で、論理ではなく「誰が発言するか」といったことに重きが置かれる現実です。
    その意味でSFCのご提案は今の日本が生まれ変わる契機となるでしょう。

    ISANAGO Project
    Project Manager
    野村佳弘 from 丹後

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  2. 野村さん、コメントありがとう!日本のメーカーは組織の硬直化が激しいですね。変わって欲しいですね。時代が激変する今が、そのチャンスだと思うのですが、、

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