2011年12月31日土曜日

知識の象徴である書籍を削り、くり抜き制作された圧倒的な造型のブック・ランドスケープです。
















舞台作家・ディレクター・作曲家・シンガー・彫刻家・作家という多様な専門性をもつアーティスト、Guy Larameeによる作品です。書籍はモノの中でも特別精神的な存在です。それを破壊することにも意味を持たしているようです。





























辞書などの厚い書籍をくり抜き、穏やかな山々、高原、そして古代構造を明らかにするために掘削されている万里の長城、山岳・建造物・石庭などを製作しています。大変興味深いのは、洞窟等を表現する為に古い書籍を用いたり、日本の石庭を表現するのに日本語の辞書を用いたりしている点です。

















<Guy Laramee>http://www.guylaramee.com/
http://www.thisiscolossal.com/2011/12/carved-book-landscapes-by-guy-laramee/

2011年12月30日金曜日

形を描いているのではなく、RGBという光の三原色を一つずつのフィルターに分けて、彼の目に見える光を描いている。(パート3)

この絵画は一見写真のように見えるが、人間が筆で描いた絵だ。形を描いているのではなく、彼の目に映る光を描いているそうだ。あまりにもアクセスが途絶えないので、画像を追加しました。















天才鶴田憲次が「人間の目をごまかすのは極めて簡単だ。人間の目の限界でしか描かなくなった。」と解説している。これを描いた鶴田に言わせると、形を描いているのではなく、RGB(赤、緑、青)という光の三原色を一つずつのフィルターに分けて、彼の目に見える光を描いているそうです。だから描く対象は水でも砂でも何でも良いわけだ。













もっと見たい方は→http://bit.ly/e5q4zd

Jell-Oデザートの新製品「大人向け商品」の市場導入プロモーションに、世界初の「年齢識別」機能を搭載したサンプリングマシーンを設置しました。子供の反応が面白いです。





















このジェロは今や世界的に展開されているヒット商品です。もともとは創業者が動物質の素材を煮込んだ液体が冷えて、コラーゲンが変性して生じたゼラチンの作用で煮こごりとなったものを開発します。しかし市場導入で大変な苦労してもうまくいかなくて、結局権利をただ同然で買った人が、苦労の末にそのままでは売れないことに気づき、果汁などに砂糖で甘味を加え、ゼラチンなどのゲル化剤を添加して固めたものを大量にサンプルをただでばらまいて市場を作って成功させたものです。マーケティング的には「フリーの時代」の始まりですね。

アメリカのゼラチンデザートブランドのJell-Oが、大人向けの新商品の為にサンプリングを行いました。大人向けデザートの販売は、同社にとって初の試みであり、大人向けという点で差別化する必要がありました。













そこで、世界初の「年齢識別」機能を搭載したサンプリングマシーンを設置しました。マシーンに触れると年齢を識別し、成人である事を確認するとマシーンからデザートが出てきます。ちなみ子供がやると認識されてしまいアラートが出て、怒る子供が可愛いです。そして最後に「デザートをもらえなかった子供にも大人は分けてあげてね。」とフォローします。芸が細かいですね。













日本では、タバコやお酒の自動販売機で年齢確認機能が付いたものがありますが、この「大人向け」という点を協調する意味でも、このキャンペーンは見事ですね。
http://www.digitalbuzzblog.com/jell-o-temptations-facial-recognition-sampling-machine/

2011年12月29日木曜日

浮かぶバブルヘッド、単純な作業の割に、効果的な面白さ爆発の映像だ。
















これフランス語でわからないのですが、皆で、すご~~い楽しそうに作っているのが良いなあ。しかも単純な作業の割には、効果的な面白さ爆発。水の上に浮かべることも成功の要因かな?

mentalgassi Getxophoto 2011 from fermin aio on Vimeo.

Floating Bubble Heads at Getxo Photo 2011

人権を訴える目的で行われたキャンペーン。見えないことを、可視化するというデザインで出来ることの一つの活動。さて、どのような方法で人権を訴えたでしょうか?映像の30秒前後でわかります。












ドイツのある通りでこの活動は行われました。不当に死刑を課されたHussein Badi、反政府活動によって収容されたJabbar Savalan。ロシアの人権活動を行った、Natalia Estemirovaなど、彼らのポートレートをある工夫をして道の柵に設置し、人権を訴えました。さて、どのように設置したのでしょうか?

可視化するというコンセプトのもと、ある角度から見ると不当な人権の扱いを受けた人々のポートレートが見えるように、柵に設置したのです。コンセプト通り普通に正面から見ると、見る事が出来ないが、ある角度からは見る事が出来ます。

http://www.thisiscolossal.com/2011/12/making-the-invisible-visible/
Mentalgassi、Amnesty International、John C JeyもCEOを勤めるWieden + Kennedy

2011年12月28日水曜日

いわゆる始まりの「へたうまの絵」と本格的なバトルシーンの「劇画タッチ」の絵とのコントラストは、面白い味を出している。

















自主制作アニメ「じゃんけん大戦争」完成版、久しぶりに描画力のある学生作品を見たような気がする。切れ味のあるストーリー展開も良いなあ。はじめ、なあ~~んだと思わせて、27秒あたりから、一気に映像が格好良くなっていきます。典型的なパターンの音楽もシンプルで良いです。以下主要な視聴者コメント。「途中チョキしか出してないとこが笑えた。」「へたうまの絵と本格的なバトルシーンの絵の違いが、面白い。」「次からもっと安全にジャンケンしてください。」

武蔵野美術大学映像学科3年進級制作展2011 出展作品 制作期間一週間 2011/10/5完成 とクレジットに書かれています。
作者サイト「アメとムチ」http://www.geocities.jp/koya_s_m/

「デジスタ・ティーンズ」というNHKが行っているYoutubeやニコ動対策番組かな?アニメ、CG、コマ撮り、インタラクティブ、インスタレーション作品など、新しい表現の作品を募集し、ホームページで事前に公開。番組では、感想コメントが多かった作品や注目の作品を紹介。と書かれているので、CGMを狙っているのだろう。

2011年12月27日火曜日

整形手術も感覚的には化粧の延長だ。美容外科は「美人再生ファクトリー」それにしても女性の美への執念には敬服する他ない。



















今や整形手術も感覚的には化粧の延長だ。この「顔のデザイン化」を可能にしたのが、メスを使わないプチ整形だ。ボツリヌス菌の毒素を注射して顔のシワをとったり、ヒアルロン酸を注入して鼻を高くしたり顎を出したり、簡単にできるようになった。実際に試してみて、気に入らなかったら元に戻せるというのも人気の秘密らしい。

また、イスラエルで開発されたフォトフェイシャルマシン(上記)は、シミ、小じわ、肌の赤みなどを黄色い光線の衝撃波で取り除き、肌を再生してくれる。しかもダウンタイム(回復のための休止時間)が必要なく、レーザーと違ってダメージはほとんどない。これらの技術や機器を備えたアンチエイジング・クリニックは、女性にとってとてつもない魅力的な魔法の楽園だ。手軽で安心な「美人再生ファクトリー」と言ってもいい。それにしても女性の美への執念には敬服する他ない。

2011年12月26日月曜日

フロイトに言わせると、空を飛んでいる夢は、解放感を持って自由に行動したいという欲求の現れらしい。そう言えば、なぜか?アニメはキャラクターが空中を飛ぶというお約束がある。














この空に人が浮かぶ映像を見て思い出したことがあります。昨年慶應SFCの「デザイン言語ワークショップ」で小柄な、しかし少し気の強い女子学生が、選んだテーマはスカイダイバーのためのシューズ開発。「でも空を飛ぶ体験しなければシューズのデザインは、わからないでしょう。」と僕が言ったら、その週末には友人とスカイダイビングを実行していました。「思考は答えを出さないが、行動は必ず何らかの答えを出す。」結局この回の優勝者に選ばれ、今は大手広告会社の闘志溢れる社会人一年生として頑張っています。

Experience Human Flight from Betty Wants In on Vimeo.
この映像は2011年2月に、ソウルフライヤーズから第5回目の世界チャンピオンに選ばれたフレッドとヴィンスが、オーストラリアのスカイスポーツ選手の才能の開発に高度な3Dコーチングを提供するためにメルボルンに招待されたときのものです。夢のように素晴らしい情景ですね。フロイトに言わせると、空を飛んでいる夢は、解放感を持って自由に行動したいという欲求の現れ。自由に気ままに飛ぶ夢は、気力や体力が充実していて、現実の困難や障害を乗り越え、自分らしく行動できることを暗示しています。そう言えば、なぜか?アニメはキャラクターが空中を飛ぶというお約束がある。

2011年12月25日日曜日

浮き世の義理を忘れて、今一番行ってみたい場所がある。それはエチオピア高原の北東部ラリベラにある一枚岩を彫りぬいて作られた凹型の岩窟教会。

2011年も、あとわずかになってきました。僕も人並みに年賀状を書いたり、大掃除をしたりの日々です。会社は、先週からお休みに入ったのですが、まだ大学の授業が残っており、何だかお休み気分にはなれません。そういう慌ただしい浮き世の義理を忘れて、今一番行ってみたい場所がある。それはエチオピア高原の北東部に合計11の岩窟教会がある。地面に建てるのではなく一枚岩を彫りぬいて縦横12メートルの十字架の形が残るように作られた岩窟教会の姿は見事な出来栄えで、現在の彫刻技術をもってしてもかなわない。いわば凸型ではなく凹型の建築だ。















これは12世紀から13世紀にかけてこの地を支配したラリベラ王の、「この地を第2のエルサレムにするように」という命によって築かれたもので、現在もキリスト教の巡礼や信仰の地となっている。聖ギョルギス教会(正十字架形の教会)は、毎年1月19日には、キリスト教の洗礼を祝う「ティムカット」というお祭りがある。タボットと呼ばれるアークのレプリカを11の岩窟教会から担ぎ出して、僧侶たちのあとを信者たちが練り歩くという盛大なお祭りがある。これも映画の一シーンのようで、ぜひ見てみたい。教員を引退したら行ってみよう。

2011年12月24日土曜日

350kmの高度から送られてくる想像を絶するほど美しい映像は、幻想的な緑色に輝くオーロラや光る雷など、宇宙から見た神秘的な地球の姿を捉えている。














オーロラ、夜景、雷等地球で起こっている自然現象を神の視点から見ているようだ。国際宇宙ステーションの乗務員が撮影した神秘的な映像。外部の構造体でフレーミングされた映像が一層自分の視点を想像させる。350kmの高度から送られてくる想像を絶するほど美しい映像。

Earth | Time Lapse View from Space, Fly Over | NASA, ISS from Michael König on Vimeo.
幻想的な緑色に輝くオーロラや光る雷など、宇宙から見た神秘的な地球の姿を俯瞰している。国際宇宙ステーション第28次&第29次長期滞在クルーが2011年8月~10月の間に撮影した映像データを、ドイツ人アーティストMichael がNASAのサイトからダウンロードして再編集し、BGMも付けてVimeoで公開した。(記事ソースはwiredから)

Music: Jan Jelinek | Do Dekor, faitiche back2001
w+p by Jan Jelinek, published by scape Publishing / Universal
janjelinek.com | faitiche.de
Earth | Time Lapse View from Space, Fly Over | NASA, ISS
Image Courtesy of the Image Science & Analysis Laboratory,
NASA Johnson Space Center, The Gateway to Astronaut Photography of Earth
eol.jsc.nasa.gov

2011年12月23日金曜日

フリーランニングのStorm Origins、あらゆる手段を講じて都市や郊外の空間を移動することを基本としている。とにかく、この身体能力は文句なしに格好いい!











フリーランニングのStorm Originsは、都市空間を自在に飛ぶ映画風のパルクール動画。 パルクールから派生し、人気を博しているのがフリーランニングだ。宙返りやその他のアクロバットなトリックを移動中に行なうことは、パルクール本来の「効率的に移動する」という考えからは外れているため、パルクールとは言わずフリーランニングと呼ぶ。

Storm Origins from claudiu voicu on Vimeo.

2011年12月22日木曜日

PCで製作されるものが大半を占めている時代に、手を動かして職人が製作するタイトル達は、またひとつもふたつもストーリーが加わっています。素晴らしい!














シンシナティのVasavaというスタジオがSpeaker's Creditsを製作している様子を映した映像。様々な手法や材料で作られたタイトル、活字、活版のようなものから色々な表現で行っています。今の時代ではPCで製作されるものが大半を占めていますが、手を動かして職人が製作するタイトル達は、またひとつもふたつもストーリーが加わっています。最後に子供が木の幹にナイフでエンドロールのサインを刻むところが可愛いですね。

OFFF 2011 CINCINNATI - Let's Feed the Future (Speaker's Credits) from Vasava on Vimeo.
職人の魂が込められ手作り製作された、文字はデジタルな表現ではなく、実際に手を動かして製作されているものです。
【職人の思いが入魂された、思いの籠ったタイトル達】http://www.fubiz.net/2011/11/07/offf-2011-cincinnati/

2011年12月21日水曜日

NOMAD_TV Vol.2「クレイジーに、自由に、生きる方法」12月22日(木) 20:00~21:30_USTREAM生中継のお知らせ。


















19歳で月3600万を稼いだ男、コンセプター坂井直樹。女性初のP&G副社長となった、マーケッター和田浩子。1000日非定住ノマド慶應生、アーティスト仲川孔望。この3人が語る、クレイジーに、自由に、生きる方法とは…?http://kohnakagawa.com/nomad/

放送日時:2011年12月22日(木) 20:00~21:30 THE TERMINAL(原宿)より、USTREAM生中継 http://www.ustream.tv/channel/nomad-tv2

今回はトークショー観覧席を御用意しました。ご希望の方はこちらのURLより、お席をご予約下さい。http://theterminal.jp/"
NOMAD TV 公式Twitterアカウント https://twitter.com/#!/NOMAD_TV

インターネットの誕生により400倍以上にも膨れ上がった情報爆発社会、グローバル化により急激なスピード変化する日本経済、この混沌とした荒立つ海カオスワールド21世紀を、私たちはどのように泳ぎきれば良いのでしょうか。

変化著しい世界において、新しい価値を生み出すこと、不可能を可能にすること、世界を変えることは、今やこの時代を生きる上で、重要な能力の1つになってきました。クリエイティビティ、その能力を最大限に発揮し、世界の常識を変えていくには、どうすれば良いのでしょうか。

今回は、視聴者1万人を超え大好評を博したNOMAD JAPAN vol.1の続編として、ノマド、という新しいライフスタイルを切り口に、不可能を可能にしてきた3名、コンセプター坂井直樹、マーケッター和田浩子、アーティスト仲川孔望による討論型ワークショップを通じて、その答えを探っていきたいと思います。

デザイナーやクリエイターの皆さんはもちろん、これからの時代を切り拓こうとしている若者の皆さん、また新たな挑戦をしようと考えている全ての人へ必見。2011年最後、より自分の欲望に正直に、「クレイジーに、自由に、生きる方法」をお伝えします。

2011年12月20日火曜日

ボディピアス、舌ピアス、舌タトゥー、さらには、スプリットタンで舌を二つに切り分けるなど美意識も多様だと言うことだろう。怖い人は見ないでください。

90年代にオルランというフランス人女性アーティストがいた。彼女の作品は「整形された自分の顔」。モナリザの額やボッティチェリのビーナスの顎など、古典絵画に描かれた美女の顔のパーツに似せて、自らの顔を整形したのだ。次から次へと違う顔に整形すること自体が彼女の作品で、僕が知る限りでは20回も手術を繰り返している。



























また一般の人でも、ピアス、タトゥーと自分自身の体を改造していくと、エスカレートするのか?ボディピアス、舌ピアス、舌タトゥー、さらには、スプリットタンで舌を二つに切り分けるなどにいたる人もいる。美意識も多様だと言うことだろう。しかし、怖い人は見ないでください。















チェンマイの近くにも首長族の部落がありクビをリングで長くする。また下唇を丸い板を入れて大きくするなど。エチオピアの南部、オモ渓谷に住む少数民族ムルシ族の女性は15歳を過ぎると下唇に皿を入れる人もいる。奇怪な身体の改造のオシャレの意味は何だろう。

フランス人アーティスト、オルランの代表作やその製作過程 (彼女の場合その多くは自身の整形手術の場面になる) がコンパクトにまとめられた一冊。

2011年12月19日月曜日

The Scopitone Festivalで展示された素晴らしいインスタレーションです。光を使い、未体験の空間が創造されています。














このインスタレーションは、音・光等によってある空間の秩序を再構成します。そして、このインスタレーション内は歩行可能になっている。

3DESTRUCT / Scopitone 2011 from Yannick Jacquet (Legoman) on Vimeo.
このインスタレーションは、"3Destruct"というプロジェクトです。4年前から始動したこのプロジェクト、当初は以下のようでした。

【素晴らしい空間を創造している、空間インスタレーション】http://www.triangulationblog.com/2011/12/3destruct-2011-by-antivj.html

2011年12月18日日曜日

"Brush with Death"壁面のグラフィックを活用した映像。グラフィックと実写とのインタラクションが交錯します。












"Brush with Death"というタイトルのショートフィルム。白と黒の攻防が、巧みにグラフィックを利用して表現されています。壁に描かれた扉へと飛び込んでいくシーンなど、「どのように撮られたのだろう?」というシーンが満載です。

【壁面グラフィックと実写が融合した映像】http://www.fubiz.net/2011/12/01/brush-with-death/

2011年12月17日土曜日

何と210時間の時間を費やし、320万個のドットが打ち込まれて完成させた作品!















WOWと思わず声をあげてしまいそうな作品。気の遠くなる程の数のドットが一枚の絵を構成しています。ペン先に顕れる数字が格好いいですね。

Hero from Miguel Endara on Vimeo.
アメリカで活躍するグラフィック・デザイナー、Miguel Endaraが210時間もの時間を費やして完成させた作品。なんと320万個のドットが打ち込まれています。作品名は”Hero”であり、彼の父を描いたそうです。まるでコビー機のようは描写力です。
【無数のドットで表現された、克明な描写】http://www.fubiz.net/2011/12/06/million-ink-dots/
http://www.thisiscolossal.com/2011/12/miguel-endara-draws-a-portrait-of-his-father-using-3-2-million-dots/

2011年12月16日金曜日

1秒間の美しいシーンが繋ぎ合わされた映像「美は至る所にある」とロレアルのデザイン・ディレクターが語っていましたが、ある視点から改めて見ると、日常にはなんと美しいシーンが多いことでしょう。














この映像は”The Beauty of One Second”というタイトル通り、1秒間の美しいシーンが繋ぎ合わされた映像です。Montblancがクロノグラフの広告キャンペーンとして行っているものです。

Seconds Of Beauty - 1st round compilation from The Beauty Of A Second on Vimeo.
60億秒前、Nicolas Rieussecniは正確なクロノグラフを発明することで、正確な時を記録した。新たなクロノグラフの発売を記念して、”The Beauty of a Second”というショートフィルムコンペを、ドイツ人映画監督として有名なWim Wendersが開催した。このコンペの勝者は、Wim Wendersと面会出来る旅と新作の”Montblanc Nicolas Rieussec chronograph”が送られる。【時を刻む美しい映像達】http://www.thisiscolossal.com/2011/11/the-beauty-of-one-second/

以下のリンクより応募可能です。
http://www.montblanconesecond.com/#/en/

2011年12月15日木曜日

水の中でインクが漂う様子を撮らえた写真です。刺激的なインクの色も然る事ながら、彫刻のような造型も驚く程美しいです。























なんとも魅惑的な美しさ。写真家のMark Mawsonが発表した”Aqueous Fluoreau”というシリーズ、水の中でインクが漂う様子を撮らえた写真です。彼の過去の作品も大変造形的ですが、今回の作品はより繊細な造形美が表現されています。水の中でのインクの振る舞いが、私たちに見た事の無い世界を見せてくれます。

























【水の中で起こる神秘的なインクの造型】http://www.thisiscolossal.com/2011/12/mark-mawson-aqueous-fluoreau/

<Aqueous>
http://www.behance.net/gallery/Aqueous/46946
<AqueousⅡ- The Sequel>
http://www.behance.net/gallery/Aqueous-II-The-Sequel/678825
<Aqueous Flouoreau>http://www.behance.net/gallery/Aqueous-Fluoreau/2634099
<mark mawson>http://www.markmawson.com/

2011年12月14日水曜日

いくつもの紙の束で人が構成されているかのような大変エキセントリックな写真、いったいどのように表現されているでしょうか?















これらの作品は、"scribbled Line People"と名付けられています。日本人アーティストAyaka ItoとRandy Churchによる作品です。プログラミングを用いて、これらの刺激的な作品を作り上げています。















Ayaka Itoがロチュスター工科大学の3D Motion&Particleのコースに在籍している時に製作したのが、これらの"scribbled Line People"です。FlashやPhotoshopを使用し、画像を分解し、再構築することでこのような表現をしています。彼女はインタビューで、Rachel Ducker・Erik Natzkeからインスピレーションを受け、これらの作品を制作したそうです。














【プログラミングで実現する、圧巻の写真】http://www.fubiz.net/2011/12/08/scribbled-line-people/
http://cias.rit.edu/~cinemaflash/

2011年12月13日火曜日

「この世界に存在するすべてのモノの“百科事典”を作る」という理想に向かって作られたモノを介したソーシャルサービス「Sumally」にアプリが出た。

「この世界に存在するすべてのモノの“百科事典”を作る」という理想に向かって、モノを介したソーシャルサービス「Sumally」オープン。僕は賛同して最初のインフルエンサー100人の一人として参加させてもらった。






















「人は自分の選んだモノで出来ている」と消費社会をシニカルに語ると、必ず批判のコメントを頂く。なぜだろう?一つ一つの製品や商品や作品を、自分の持っている大切なお金で交換する以上、人は「これは自分が持つにふさわしいかな?」と真剣に考えて購入するのが当たり前だと思うのですが、、

人とモノをつなぐSNS「Sumally」がiPhoneアプリも配信を始めた。これで外でもチェックし楽しめる。あるいは許されるケースでは店頭でiPhoneで商品を撮影してwantに登録できる。「Sumally」は、モノの情報をきっかけにユーザー間でコミュニケーションできるソーシャルサービス。服や本など、あらゆるものを「Haves」(持っているモノ)と「Wants」(欲しいモノ)としてECサイトなどから登録する。ぜひ、皆さんもアプリダウンロードして試して欲しい。楽しいよ!http://itunes.apple.com/app/sumally/id481540526

2011年12月12日月曜日

再び「可愛い」の謎「きゃりーぱみゅぱみゅ」は、クールジャパンなのか?

このステレオタイプな少女キャラクターは微妙に姿を変え絶え間なく時代の裂け目に登場する。少女の商品価値は日本が特に強いようだ。松岡正剛さんとこの話をしたことがある。その理由として日本に伝わる「お稚児さん文化」に根っこがあるというような話だった。これは後日書く。






















ただ「きゃりー」は少し違うのは、ただストレートに可愛いを売るのではなく、鼻血を出した写真や、口裂き女等、少々ブラックなところだ。PONPONPONが 4 か月前に公開され再生回数 11,115,610 回のビューを獲得している。きゃりーがブログに書いている「可愛いは正義。ふふふ」は、確信犯だな。http://ameblo.jp/kyarypamyupamyu/
きゃりーぱみゅぱみゅ - PONPONPON

"PONPONPON" performed by Kyary Pamyu Pamyu, produced by Yasutaka Nakata (capsule).Debut mini album "Moshi Moshi Harajuku" (means "Hello Harajuku") 17th Aug. In Stores.More details (Japanese only)http://wmg.jp/kyary/
きゃりーぱみゅぱみゅの音楽制作の中田ヤスタカさんは、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、MEG、SMAP、などへの楽曲提供やリミックスも行っている。作曲は、ほぼ全てソフトウェア音源で行う。

2012年1月11日(水)1st シングル「つけまつける」リリース!!
今回も中田ヤスタカ(capsule)プロデュースにより、きゃりーぱみゅぱみゅのアイデンティティを色濃く表現。と書かれている。

2011年12月11日日曜日

素材は様々に違っても、ユーモアという調味料を一緒に混ぜ合わせて作る彼の作品の特徴は変わっていない。

コラージュの面白いところは構成する素材は普通にある雑誌や新聞のグラフィック、ところがイメージの組み合わせ次第でまったく違ったオリジナルな世界に一変することだろう。



























Lou Beach(以下ルー・ビーチは、こういう人)
http://www.loubeach.com/ロサンゼルス在住。70年代から80年代にかけて大活躍したコラージュアーティストで、日本の多くの人たちの 記憶に印象的な作品としては、Yellow Magic Orchestraの第一作目のアルバムカバーデザインがあげられる。LAの親しい友人だ。彼への個人的な思い出としては、大変な大酒飲みでトラブルメーカーだった頃があり、幾つかの大変な事件を切っ掛けに、酒を一切断った。それからの彼は典型的なアメリカンジェントルマンになって、優しいユーモアに溢れた人間に生まれ変わった。人間は変わる事が出来る。そのLouが、非定期的にコラージュを送ってくる一枚。

2011年12月10日土曜日

イースタン・シエラ、夜の時間の撮影に焦点を当てたタイムラプス映像。自然はあまりにも静かで作り物のように美しい。














年末の忙しい週末に、こういうタイムラプスはいかがですか。シエラネバダ山脈の東側地域イースタン・シエラ、夜の時間の撮影に焦点を当てたタイムラプス・ビデオ。 6月の最終週に、天の川(最近見ていないなあ)は、右の日没後、月面から干渉されることなく、北半球での毎日の表情を作りはじめる頃、ほぼ完全な暗闇の中に、iPhoneから小さなフラッシュに驚き、ウサギとコヨーテと大きなクマが出現し撮影を決行した恐怖の撮影になったようだ。しかし、自然はあまりにも静かで作り物のように美しい。

Eastern Sierra Time Lapse 3 | Milky Way | Via Lactea from Jeff Chen Kuo Chih on Vimeo.

2011年12月9日金曜日

可愛いは世界共通語か?なぜピンクは「可愛い」の象徴なのか?

そういえばベビー用品も女の子はピンク、男の子は薄いブルーは、なぜなのか?本人が選んだわけでもないのに、、大学生も多くの女子にピンクは可愛いの象徴のようだ。


影だけにフォーカスした映像















撮影した本人もなぜ撮影したんだろうか、、と呟いている。

SHADOWS from Caleb Vinson on Vimeo.

Not sure why I filmed this piece. It was just something about shadows that had inspired me. So I wanted to see how it would come across on video....and use the natural outside light that's present on a very sunny day.

Music by: Explosions In The Sky "So Long, Lonesome"

shot with a Nikon D90

2011年12月8日木曜日

昨年リコーのリングキューブでも展覧会が開かれていたアレックス・プレガーの写真は、生の現場を切り取るような刺激に満ちている。














大胆で、面白く、魅力的、非常に才能のある、アレックス・プレガーの写真撮影のシーンです。映像からは、写真撮影へのアプローチから独学のキャリア6ヶ月で写真家人生がスタートしたというラッキーなキャリアが見えてきます。

THIS Visits: Alex Prager from Incase on Vimeo.

アレックス・プレガーは、1979年ロサンゼルスに生まれ、20代前半にゲッティミュージアムで見たウィリアム・エグルストンの展示をきっかけに写真へ傾倒する。

しかし、ユニークなのはアートスクールには通わずに自ら写真を勉強し、機材やライティング技術などを全て試行錯誤の繰り返しから習得している。彼女は、ロサンゼルスを始め、ニューヨーク、マイアミ、ロンドンなど世界各地で作品を発表・展示を行っているほか、「DETAILS」、「i-D」、「TANK」、「Elle JAPON」、「MOJO」、そして「complex」などの雑誌でも活躍中だ。(記事ソースはIT LIFE HACK)

2011年12月7日水曜日

アルヴァ・アアルトのいすに付けられたRFIDタグで読み取ると、その椅子がどのように使われてきたかという椅子の個人史がわかる「2nd cycle」

「2nd cycle」という椅子、デザインはフィンランドの建築家アルヴァ・アアルト、ロングライフ・デザインの典型で少しも古くならないデザインの椅子。






















そして座面の下についたRFIDタグ(無線ICチップ)で読み取ると、その椅子がどのように使われてきたかという椅子の個人史がわかるという仕組み。
今後このように電気製品以外にもRFIDタグが使われ、人と人とのコミュニケーションから、モノと人とのコミュニケーションが始まる。

現行品は上の椅子、下の椅子は50年が経過している。
(記事ソースはソトコトから)

2011年12月6日火曜日

7人のアーティストがフィーチャーされた7つのボトル、それぞれのボトルには、各アーティストのコンテンツが収録されており、ARによってコンテンツが展開される。














一つのボトルに、異なる3つの領域がコラボレーション、ボトルひとつに含まれる情報料は、過去に比べてどれほど向上したことだろう…これらのコンテンツは、Appからのみアクセス可能となっており、スマートフォンがなければアクセス出来ない。

Lucozade Aurasma - Plan B + Tinie Tempah from !nvent on Vimeo.
このキャンペーンでは、一つのボトルで3つの異なるグループによるコラボレーションが実現している。アーティストはよりクールなPR方法を探し、飲料メーカーはより大きな利益を望む。そして、それらの架け橋となるのは、代理店であり、アプリの製作者である。デジタル技術の発達によって、ボトル一つでさえも、これ程の情報を取り入れることが可能になっている。
【1本のボトルに含まれる情報料が増加 過去を振り返ると消費材の情報量も急増しています。】http://www.psfk.com/2011/11/british-musicians-design-augmented-reality-energy-drink-bottles.html

2011年12月5日月曜日

アパレルのショプで行われたインスタレーション、新たな服を着た人へのサプライズです。













試着室に入り、鏡を眺めていると…突然2人のファイヤーマンが登場し、愛の告白をします。新たな服に身を包んだ瞬間、突然の告白を受ける事になります。

このインスタレーションは、「試着している服が似合っている」「より素敵になった」等のコミュニケーションのためのパフォーマンスです。それにしても皆太りすぎてないか?服の購入の前にやるべきことが、、、、
詳しくは以下のURLより
<Penningtons>http://www.styledtosurprise.com/【試着室のサプライズ 店の隅の空間に変化を加えました】http://adsoftheworld.com/media/ambient/penningtons_magic_mirror

2011年12月4日日曜日

1年間毎日10秒間の空を撮らえ続けたタイムラプス作品「A History of the Sky」













刻々と変化し、二度と同じ表情を見せない魅力的な空を、ただひたすら撮り続けた「空の動画」をタイル状に貼り付けらた編集もユニークだ。後半の黒パートは夜空のようだ。

A History of the Sky from Ken Murphy on Vimeo.
博物館の屋根に設置されたカメラが取り続けた空の動画。Ken Murphyが、それらの素材を編集し製作した作品です。1年間もの間の様々な豊かな表情を見せる空の映像が何とも魅力的です。
【1年間の空を撮りまとめた作品】http://www.fubiz.net/2011/11/23/a-history-of-the-sky/

マーティン・スコセッシ監督が構想を練っていた遠藤周作原作の映画企画「沈黙」がいよいよ13年度公開を目指して本格始動

今日は皆さん方にお知らせがあります。かねてより、大ファンであるマーティン・スコセッシ監督が構想を練っていた遠藤周作さん原作の映画企画「沈黙」がいよいよ13年度公開を目指して本格始動したようです。なお「沈黙」は、江戸時代の隠れキリシタンの話です。そこで、この映画制作を応援するためにも皆さん方に簡単なアンケートをお願いします。この映画企画自体に現時点で興味関心はありますか?関心のある方はFacebook「いいね!」でお願いします。
http://www.facebook.com/profile.php?id=100000744622980
「ヒューゴの不思議な発明」特別予告編

いまジョニー・デップが製作を手掛けたスコセッシ監督最新作の「ヒューゴの不思議な発明」という映画がアメリカ本国で公開されており、このあとに「沈黙」が控えているようです。二年前に本学主催で神奈川近代文学館にて「遠藤周作展」という催しが開かれたのですが、私自身もこのたびの「沈黙」が広く現代の人々の心に届くことを希望しており、何らかの形で盛り立てていければと考えています。皆さん方の率直な御意見を今後の参考にさせていただきますので、よろしくお願いします。


2011年12月3日土曜日

特殊なインクが使われたポストカードは、手をあてると石油汚染がないグラフィックが登場します。クリエイティブが解決する社会の問題。

人々のエンゲージメントを巧みに誘発する取り組み。クリエイティブで世界の問題解決へと挑んでいます。M & C Saatchiによって製作されたポストカード、Gulf Restoration Networkという機関の為に製作され、メキシコ湾の石油汚染への意識喚起とを目的して製作されたものです。
Gulf Restoration Network / interactive postcard

Gulf Restoration Network / interactive postcard from Gab + Fraser on Vimeo.
特殊なインクが使われたポストカードは、手を宛てると石油汚染がないグラフィックが登場します。このキャンペーンのメッセージは"We Need More Hands"であり、このポストカードがメッセージの伝達をより効果的にしています。
【クリエイティブが解決する社会問題 】http://www.fubiz.net/2011/11/24/we-need-more-hands/