2011年9月24日土曜日

『スクーターを2台持ってきて並べ、その中間に冷蔵庫を置いてこれを削ってイセッタの形を創造した』と言われるBMWイセッタ


ABCマート秋物ブーツコレクションCM「イセッタ編」で篠田麻里子がキュートに降りてきます。横のドアから降りてきたように見せて、実はクルマの前にドアが付いているイセッタでした。
BMW Isetta のミニチュアカーを使った楽しげな動画、まるでクルマが生き物のように見えます。イセッタは僕の大好きな車です。Das BMW Museum grüßt München.
このイセッタは戦後間もなく、物資もない中で、バイクのエンジンを活用してマイクロカーを作って、当時16万台のベストセラーカーです。
音楽は、確かアップルのCMで聞いたような気がします。Emiliana Torrini”Big Jumps”間違ってなければアップルのCM"Return To Innocence"























以下記事ソースはイセッタ/冷蔵庫×スクーター クルマノエホン livres d'images de voituresから、
BMW社のイセッタと紹介したが、元はイタリア「イソ社」の車。果たしてイソ社とは・・・。戦前は、“isothermos(イソテルモス)というブランド名で冷蔵庫、ラジエーター、ウォーターヒーターを生産していたイソ社(ISO SpA)は、第二次世界大戦後まもなくスクーター、400ccまでのバイク、小さな3輪バンやトラックの開発を始め、特にスクーター生産で急成長した。
その後、4輪自動車生産への進出のため、同社のエンジニア、E.Preti氏とP.Raggi氏に斬新なミニカーを設計させる。これがイセッタのプロトタイプ、原型である。会社の経緯や、その見た目から、『スクーターを2台持ってきて並べ、その中間に冷蔵庫を置いてこれを削ってイセッタの形を創造した』と言われるが、元々Preti氏がグライダーの設計者だったことから、飛行機がコンセプトイメージのベースにあると思われる。確かに、流線型の車体形状は飛行機のコックピットのようにも見える。

全長2.3m、全幅1.4mという極小車体、まるで冷蔵庫の扉のように車体前部がドアとしてぱっくり開く構造、車体前部のドアと一緒に外側に開くステアリングホイールと計器盤など相当無理目な独創的設計の数々。まさにエコ時代にぴったりのコンセプト。このリメイクバージョンをEVで発売したら、爆発的に売れそうな気がするんだけどなあ。BMW社さん、その気ない?

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