2011年4月17日日曜日

実用の文字から離れ「美化された文字」を書というなら、時空の書とも捉えられます。つまり書家が大きな毛筆を使って空間に放り投げた墨と水を、超高速カメラが瞬間を切り取ることで、このアートは成立する。






























水墨という液体を利用し書道家が描く一瞬の水墨の彫刻、瞬間的に生まれた墨の痕跡を表現した彫刻だ。書は紙に毛筆を押しつけたりひいたり手を空間に動かす。つまりもともと書は三次元に書いていたのだ。その結果は、平面に墨の痕跡は残る。毛筆はペンのように手のひらの一部を紙に固定して書かない。それを書として我々は、書家の生み出した筆圧や擦れなどを見ながら、書かれたプロセスを想像しながら楽しんできた。


































まるで宙に文字を書くごとく、液体を利用して目では捉えきれない瞬間の美を追い求めています。宙に文字を書くという発想がクールですね。
Water Sculpture from Shinichi Maruyama on Vimeo.

この手法にはまだまだ可能性がある気がします。作者は日本人で、Shinichi Maruyamaさん。こういった刹那の美を追求するのは日本的でしょうか?デジタル的でしょうか?






































Shinichi Maruyamahttp://www.shinichimaruyama.com/
【一瞬の彫刻】http://www.designaside.com/10164/arte/shinichi-maruyama
Autore: Mauro Caramella Pubblicato il: 7 aprile 2011 alle 14:55 
Art Director con oltre 10 anni di esperienza nel campo dell'advertising, alla costante ricerca di nuove fonti di ispirazione. Appassionato di arte, fotografia e tipografia. Fondatore e amministratore di Designaside.

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