2011年2月7日月曜日

我々の身の回りに溢れる音を、音楽に変換するプロセスが見られるノイズ・ミュージックの映像

ミュージシャンの友人が多いこともあって、彼らの音に対する鋭敏な感覚に脅かされることがある。彼らは雨音を聞きながらギターを弾き始め音を音楽に変える。あるいは砂浜を歩く音を記憶していて、ピアノで再現する。そういう領域をノイズ・ミュージックと呼ぶ。ノイズ・ミュージックは、原則的に非楽音の芸術だ。

















僕自身は仕事柄、どちらかというと視覚に対する知覚の方が強く、街の風景やすれ違う人のファッションやポスターなどのビジュアルを、スキャンするように記憶してクリエイティブの材料にすることがある。この映像は、我々の身の回りに溢れる音を、どのようにして音楽に変換するプロセスが見られる映像だ。テンポの良い展開と無機質でミステリアスな音が、日常に溢れる雑音(注目すらしない音)から造り出されてる。

Sampled Room
Sampled Room from Mateusz Zdziebko on Vimeo.

by Mateusz Zdziebko
This is an example, how to use the basic stuff in your room in such creative and musician way. Just take some noisy and voiced objects and record them with any sampler. At the end use all this stuff to create any music u desire. Or... You even don't need any sampler. Just use your friends, give them gadgets and transform your party into gizmo-jam-session. I can guarantee much fun. Enjoy!

*ノイズ・ミュージックとは:伝統的な音楽的常識からは楽器と見なされないものを楽器や音源として使用し、楽曲を構成していく音楽。リズムや旋律は完全に無視されるので、当然音響作曲法により構成される。ノイズ・ミュージックでは、工具や工業製品、電子音、街頭の音、心音や、鳥のさえずりや波の音のような自然界の音などを、楽曲を構成するために利用する。現代のノイズ・ミュージックでは、それらの音をデータとして採取し、コンピューターを介して加工・混合、あるいはそのまま用いる手法も多用されている。

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