2010年11月9日火曜日

EVも「移動体通信を装備したモバイル」と考えると、携帯電話の産業構造に似てくる。つまりアップルや、グーグルなどシリコンバレーのIT企業がEVや周辺サービスを提供する日が来る可能性が出てきた。



日産EV
EVも「移動体通信を装備した端末(モバイル)」と考えると、携帯電話の産業構造に似てくる。つまりアップルや、グーグルなどシリコンバレーのIT企業がEVや周辺サービスを提供する日が来る可能性が出てきた。EVがクラウドなどのネットワークにつながり、携帯電話端末と同様にモジュール型の産業システムとなる。例えばEVの充電スタンドの登場により、「給電量の管理」、「課金」、スタンドの「位置情報」や、「利用状況」等のネットサービスが提供される。アップルの場合は、きっと美しいインターフェイス重視のインパネを持つEVを開発し、「電気マネー」は「売電対価」や「企業ポイント」を合算した「用途限定型電子マネー」のようなビジネスモデルで参入する可能性がある。グーグルの場合は、EVや「スマートメーター」の取り組みをしており、「EV版検索連動広告」など、ユニークな事業モデルを持ち込むことが予想される。日本の情報通信(サービスモデル)や工業メーカー(プロダクト)の準備は大丈夫だろうか?

資料参考:日経コミュニケーション/itmedia

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